海やプールで着る水着やタンクトップ、夏は肌を露出することが増える季節。
背中や首、肩、デコルテ、胸など、からだにできる赤いブツブツ。一般的には「身体ニキビ」や「背中ニキビ」といわれますが、思春期におでこや頬などにできるニキビとは、原因菌が異なるのです。早く治すには、原因に応じた正しいケアが重要です。背中ニキビの原因や対策についてご紹介します。
背中にきびの違いとは?
一般的なニキビは、角質がで毛穴の出口がふさがれて皮脂が詰まり、アクネ菌が繁殖することで炎症を起こすものです。
しかし、背中ニキビの多くは毛穴から黄色ブドウ球菌や真菌が侵入することで炎症が起こるものです。つまり、一般的なニキビと背中ニキビでは、原因が異なる場合があり、治療薬も異なるのです。
背中ニキビは、原因に応じた治療をおこなうことが必要です。
なぜ背中にできるの?
皮脂や汗の分泌が多い背中は、体のなかでも特にニキビが出やすいパーツです。さらに背中は服で蒸れやすく、ニキビが癖になりやすいといわれています。また、自分では直接見ることができないため、ケアがおろそかになることも少なくありません。ボディソープなどはしっかり洗い流し、毛穴を詰まらせないようにしましょう。
背中ニキビの対策は?
できてしまったニキビの治療は大切ですが、同時にその原因を断たないと、くり返してしまいます。スキンケアや生活習慣などを見直して、すべすべ肌を手に入れてください。
・肌を清潔に保つ
湿気が多いとカビが増殖するので、汗をかいたらこまめに拭き、なるべく早く着替えること。また、シャンプーやリンスの成分が肌に残ると、ニキビの原因になります。入浴時はシャンプー後に体を洗うようにして、成分を肌に残さないようにするのがオススメ。
・脂質や糖質の多い食事は控える
脂っこいもの、甘いものを食べ過ぎると、毛穴を詰まらせる皮脂が過剰に分泌されてしまいます。なるべく控えて肌の調子を整えるビタミン類を多く摂りましょう。
・肌触りがよく、通気性・吸湿性の高い服を着る
衣類から受ける刺激も大きいです。天然素材を使った柔らかな服や、通気性・吸湿性の高い服を選び、洗濯もしっかりすることがポイントです。
・充分な睡眠をとる
寝不足は免疫力を下げ、肌の新陳代謝も遅らせてしまいます。ぐっすり眠って肌の回復を促しましょう。
・適度な運動を心がける
運動不足だと血行が悪くなり、ニキビもできやすくなります。定期的に体をほぐすことを心がけるといいでしょう。
・ストレスを溜め込まない
メンタル面のゆらぎもホルモンバランスを崩し、ニキビを誘発します。しっかりストレスを発散し、なるべくゆったりした気持ちで日々を過ごすことも大切です。
いかがだったでしょうか?
体ニキビを無くし、自信のあるお肌になりましょう。