季節の変わり目の時期や乾燥する季節は、肌の調子が気になり改善に困ってる方もいるのではないでしょうか。
「肌は内臓の鏡」と言われることがあるように、肌荒れになったら食事や生活を改善するサインだといわれています。
実は生活習慣を見直すことで肌荒れが改善できます。
今回ここでは、食事や睡眠に関する肌荒れの改善法について解説していきます。
寝不足や夜更かしはお肌の大敵
肌は約6週間のサイクルで入れ替わるターンオーバーという仕組みがあります。
このターンオーバーを促しているのは、睡眠中に多量に分泌される「成長ホルモン」なのです。
寝不足が続くと成長ホルモンの分泌量が減少し、ターンオーバーがうまく行われなくなるといわれています。
成長ホルモンの分泌量が一番多くなる時間は、睡眠後3時間前後です。
また、ターンオーバーが活発に行われている時間は22時から深夜2時までと言われており、この時間までに睡眠に入っていることが望ましいでしょう。
ほかにも寝眠不足は自律神経に影響しストレスホルモンを発生させてしまいます。
ストレスホルモンはターンオーバーを乱れさせ、ニキビや吹き出物の原因にもなるのです。
寝不足や夜更かしに気を付けて、心地によい睡眠をとるように心がけましょう。
ビタミンで肌荒れ改善
肌荒れの改善にはバランスの取れた食事が必要と言われていますが、ビタミンは体内で作ることができず、ビタミン不足に陥りがちです。
ビタミンが不足すると、ストレスホルモンが分泌されたり、ニキビ・口内炎やアレルギー性鼻炎・アトピー性皮膚炎などの深刻な病気にも関係してくる恐れもあります。
ビタミンの種類は多く全部で13種類ありますが、特にお肌にいいといわれているのはビタミンB群と言われています。
〈多く含まれる食材〉
ビタミンB1・・・鶏肉、そば、たらこ、穀物(玄米・全粒粉)、
ビタミンB2・・・豚レバー、うなぎ、牛乳、納豆、アーモンド
ビタミンB6・・・かつお、まぐろ、バナナ、さつまいも
なかでもビタミンB2は「美容ホルモン」と呼ばれ、皮膚の健康に深くかかわっているといわれています。
肌を作るたんぱく質・脂質・糖質の代謝を行い、ターンオーバーをサポートを行うことができます。
また、ビタミンB6は皮膚炎の予防に効くとされ、ビタミンB2とともに皮脂をコントロールし、ニキビや吹き出物を改善します。
ビタミンB群は水溶性で体内に蓄積されにくいため、習慣的にこまめに摂取していきましょう。
生活習慣を改善して健康な肌を!
食事と睡眠に関する肌荒れの改善法をご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。
生活習慣を見直して、まずは基となる体の体調を整え、肌荒れの改善に取り組みましょう。