毎月の月経前にきまってブツブツができる…という女性も多いのではないでしょうか。
それこそがまさに、女性特有の肌荒れです。
生理前になると、卵胞ホルモンが減り、黄体ホルモンのほうが多くなります。
黄体ホルモンは、男性ホルモンと似た働きがあるため、皮脂の量が増え、顔が脂っぽくなったり、毛穴がつまりやすくなったりして、肌トラブルがおきやすくなります。
一方で男性の肌荒れやニキビは、男性ホルモンの乱れにより皮脂分泌が活性化されることから起こることが多いと言われています。
また、紫外線対策も肌ケアには有効な手段の一つ。
男性はつい紫外線対策を油断しがちなので、それが肌荒れを引き起こすことにつながる場合も。
また、髭剃りなどの毎日のケアによって肌にダメージを与えることに起因するなど、外的要因からの肌荒れの場合もあります。
ホルモンバランスによる肌荒れの対策は?
生理周期によって肌の状態が変化するということは、その時の肌状態に合わせたスキンケアを行えば、肌トラブルを回避しやすくなるということでもあります。
精神的に不安定な状態になる「PMS症状」も現れやすい「黄体期」は、肌が弱酸性から中性アルカリ性へと傾き、さまざまな肌トラブルが現れていきます。
さらに、ホルモンの影響でシミができやすかったり、血行不良でくすみやむくみも表れたりするのです。
つい「この肌荒れをなんとかしたい」と、焦って新しい化粧品を投入したくなりますが、肌が敏感になりがちなので、新しい化粧品を試すのにはあまり適していない時期なんです。
まずは、できるだけ肌に負担をかけないように過ごしてみましょう。
食べ物でホルモンバランスを改善しよう
生理前の肌荒れを緩和するには、ホルモンバランスを整える効果があるといわれるイソフラボンを多く含む大豆製品、アボカドなどのビタミンEを多く含む食材を積極的に摂るといいでしょう。
リフレッシュすることでホルモンバランスを改善しよう
生理前のこの時期は、肌だけでなく、心もストレスがたまりがちです。音楽を聴いたり、料理をしたりなど、自分にあったリフレッシュ方法を実践してみましょう。
また、PMSのように様々な症状が複合している場合には、香りやマッサージで全身に働きかける方法はとても有効と言われています。
実際に、海外のアロマセラピーでは、セージやカモミールなどの香りが生理前の不快症状を和らげるとされ、昔から使われてきました。
ホルモンバランスが崩れないような生活習慣からはじめよう
いかがだったでしょうか?
肌荒れの原因と対策はわかったでしょうか?自分の体をいたわりながら、すべすべお肌を目指して頑張りましょう。