乾燥する季節には、肌の表面が乾燥して白っぽく粉を拭いてしまったり、肌のツッパリやかゆみなどの「乾燥肌」にお困りの方もいるのではないでしょうか。
メイクや髭剃り、日常生活にも不快感を感じることもあるでしょう。
今回ここでは、乾燥肌の原因とその対策についてご紹介していきます。
乾燥肌の原因とは?
乾燥肌とは、肌の水分・皮脂が蒸散してしまい、潤いがなくなっている状態です。
皮膚のもっとも外側には角質層があり、これが潤いを保つ「バリア機能」をもっています。
正常な角質層の細胞は、隙間なくレンガのように積み重りバリア機能で、外からの乾燥や細菌、紫外線などの侵入を防いでくれるのです。
乾燥肌では、肌の水分と脂質のバランスが乱れたり乾燥するよって、この角質層が傷み隙間ができ、水分や皮脂が失われるといわれています。
乾燥肌は、冬だけではなく様々な原因で起こります。
主な要因は、間違った入浴法や食生活の偏りなのです。
お風呂で全身うるおい肌を手に入れよう!
肌のうるおいは毎日の入浴で守ることができます。
入浴時の3つのポイントを紹介します。
湯船はぬるま湯に15分以内を目安に
42度以上の湯船に長い時間つかると、必要な肌の皮脂や保湿成分まで流れ出てしまうこともあり、乾燥肌の原因となってしまいます。
38~40℃くらいのぬるま湯に15分ほどを目安につかることが肌に最適だといわれているので、いつものお風呂の温度を見直してみてはどうでしょうか。
お風呂に入浴剤を入れる
お風呂は水道水を沸かしただけなので、肌には塩素の刺激が強く保湿成分も洗い流してしまうこともあります。
入浴剤を入れることで保湿成分を補い、角質層に水分が浸透しやすい肌になるといわれています。
さまざまな種類のある入浴剤で、楽しく潤い肌を目指しましょう。
泡でやさしく保湿効果
かたいタオルやスポンジで体をゴシゴシこすって洗ってしまうと、角質層を傷つけてしまうことにつながります。
保湿成分の高いボディソープなどを選ぶことも重要です。
泡をしっかりとたててなでて洗うようにすることが効果的と言われています。
快適で美肌を目指した入浴を心がけてみてはどうでしょうか。
食生活を見直すことで乾燥肌を撃退
肌は日々新しくなる仕組みをもっています。
新しい肌の細胞の原料となる大切な栄養素はたんぱく質で、肉・魚・大豆に多く含まれており、とても摂取しやすい栄養素です。
これが不足すると新しい細胞がうまく作れず、肌の水分保持力が低下してしまいます。
手軽にとれるたんぱく質は大豆製品と言われています。
朝食をあまりとらない人も、食べすい豆腐や納豆なんてどうでしょうか。
またビタミンBは肌の再生を促し、角質層に水分を蓄える成分の半分を占めているアミノ酸の吸収を補います。
まとめ
いかがだったでしょうか。
いつもの入浴や食生活次第で、肌が乾燥してしまうこともあるのです。
このページを読んで、食事や入浴を見直し、乾燥に負けない肌を作りましょう。