花粉症や風邪の季節に大活躍のマスク。しかし、「マスクをすると肌荒れを起こしてしまう…」なんてことありませんか?マスクをしないわけにもいかないし、肌荒れしたくもない。難しい悩みですよね。今回はマスクによる肌荒れの原因と対策をご紹介します。肌トラブルからさよならしましょう。
マスクで肌荒れする原因とは?
大きく3つの原因を説明します。
1.乾燥
冬場は気温が低く大気が乾燥しているため、肌の乾燥を防止するためにマスクをつけることがありますよね。
着用している間はマスクの内側は湿ってしっとりしているでしょう。
しかし、マスクを外すと、外気の湿度が低いために肌に付着していた水分が急激に蒸発してしまいます。
蒸発する際に肌の角質層の水分まで持っていってしまうため、乾燥が進み、肌荒れになってしまうことがあるのです。
2.摩擦
マスクに使われる不織布は意外と硬く、肌に摩擦が起こりやすいです。
この摩擦による刺激は肌のバリア機能を低下させ、肌の乾燥や肌荒れの原因になります。
因みに、マスクの素材は主にガーゼと不織布でできています。
特に不織布のマスクは摩擦が大きいようです。マスクの素材選びにも注意が必要ですね。
3.蒸れ
いくら清潔にしていても、口腔内にはたくさんの雑菌がいて、呼吸する際に少なからず排出されています。
それに加え、くしゃみや咳、しゃべるときなどに飛んだ唾液にも当然雑菌が含まれており、マスクに付着します。
その結果、マスクの内側は無数の雑菌で充満した状態となってしまうのです。
さらに、マスクの内側は呼吸によって湿度も温度も高くなっているため、菌がどんどん繁殖してしまい、肌荒れを起こす原因となることがあるのです。
マスクによる肌荒れの対策とは?
マスクをしたくても、肌が荒れるのは困りますよね。ここでは、マスクによる肌荒れを防ぐ方法について紹介します。
マスクの素材に気を付ける
敏感肌やアレルギー体質などの人は、マスクをつけると肌に負担をかけることになります。
そのため、肌荒れを防ぎたいならマスクの素材にこだわりましょう。
一般に、ガーゼ素材のマスクは肌に優しく、肌荒れを起こしにくい傾向があります。
また、不織布マスクのなかにも、「シルク配合」「敏感肌用」など、特に肌に優しい素材で作られたものもあります。肌が弱く荒れやすい人は、このようなタイプのマスクを選ぶのも良いでしょう。
適したサイズのマスクをつける
マスクにはさまざまなサイズがありますが、きちんとサイズの合ったものを選びましょう。
これは、着用するマスクのサイズが合わないと摩擦を起こして肌に刺激を与えてしまう恐れがあるからです。
肌に摩擦刺激があると、かぶれたり赤みが起きたりと肌荒れにつながります。
パッケージをよく確認して自分に合うサイズを選ぶことが大切です。
いかがだったでしょうか。
マスクによる肌荒れを防いで、ツルツルなお肌を目指しましょう。