大人ニキビは、思春期ニキビと違って乾燥肌の人にもできやすいもの。
口の周辺やほほから顎にかけてのフェイスライン(Uゾーン)は肌荒れがしやすいと言われています。
これは、生活習慣の乱れや、乾燥やストレスにより大人ニキビ(吹き出物)を悪化させていることも。
今回は、口周りの肌荒れの原因と対策について紹介します。
口周りが肌荒れしやすい理由とは?
・皮膚の薄さ
全身の皮膚で最も薄い場所が口の周りや目の回りです。皮膚の厚さは約0.6mmといわれています。
皮膚は、お肌のバリア機能を果たしていて、肌の中の水分が蒸発しないように防いでいるのです。この角質層を薄い皮脂膜がおおっています。
この皮膚が薄いと乾燥しやすくなり、肌荒れが起きてしまいます。
・食事中の摩擦
食事中に口の周りを拭いたり、落ちにくいリップをゴシゴシこすって落としたり、洗顔やクレンジングの際に口の周りをこすっていたりと、何かと口の周りを刺激することが多いですよねり皮膚が薄い口の周りを手やナプキンで強くこすると、肌摩擦が生じるためお肌は傷つき乾燥しやすくなります。
・保湿ケアが不十分
口の周りはデコボコしているので、化粧水やクリームがきちんと付着していない時があります。
保湿ケアのポイントは顔全体にムラなくぬることです。
口周りの肌荒れの対策とは?
主に3つ存在します。
- 保湿ケアを入念に行う
- 洗顔料にこだわる
- 日焼け止めをこまめに塗るようにする
ここからは、これらを1つ1つ詳細に解説していきます。
1.保湿ケアを入念に
口の周りの乾燥を改善するためには、毎日の保湿ケアを丁寧に行うことが大切です。
洗顔後はお肌が乾燥しやすくなっているので、すぐに保湿ケアを行いましょう。
保湿ケアで使う化粧品はお肌のバリア機能をサポートする成分が配合されているものを選部のがおススメです。
2.洗顔料に気をつける
乾燥肌を改善するためには、合成界面活性剤が少ないクリームタイプのクレンジング剤、天然成分でつくられたシンプルな洗顔料を使うのがオススメです。
3.日焼け止めをこまめに塗る
一度塗った日焼け止めは汗で流れてしまいます。また時間が経つと劣化するので、小まめにぬり直すことが大切です。普段の外出時にしっかり日焼け止めを塗ることで乾燥肌を予防できます。
いかがだったでしょうか?
口の周りは、皮膚が薄く刺激を受けやすい部分です。そのため乾燥もしやすく、特に保湿ケアをしっかり行うことが改善策のポイント。日常生活や洗顔方法の見直しも行い、潤いある口元を目指しましょう。